このブログ内を検索

このブログ内を検索

2019年2月2日土曜日

YOUTUBEの無断転載動画について思うこと【動画の通報】

※この記事は個人的な意見です。
無断転載動画
Youtubeには数多くの動画が投稿されていますが、その中には他人が制作した動画を無断でアップロードしたものも含まれています。
 こうした無断転載動画は、制作者にとって迷惑に思うでしょうし、それで収益を受け取っているならば、いい気はしないでしょう。

 自分もやはりそういう動画を投稿するのはタブーであると考えているのでYoutubeに報告しています。

 無断転載動画を減らすには権利者に報告するのが一番効果があるのでしょうが、第三者がYoutubeに報告してもいくらか効果があるようです。

 しかしいくら報告に効果があるからと言って、意気込んで無断転載動画に目を光らせて片っ端から報告していけば後でダレますし、権利者でさえ苦労することなのですから意識的に報告していくのは大変難しいことです。

 なので、あまり意気込まず無理なく続けられるように自分は通報する基準を設けています。


🚨通報する基準

1.イラっと来たかどうか

 その動画に対して何か不満に思った(イラっとした)ことをきっかけにします。『イラッ』という感情は何気に大事です。感情の昂りは行動の原動力になるからです。普段は面倒くさがることでも、やろうとする意識の敷居は下がり行動に移りやすくなります。
 感情に任せた乱暴な基準でありますが、行動の動機としてはこれ以上原始的で強力なものはないと思います。なので、あくまで行動力の原動力として考えるのがよいでしょう。

2.動画のクオリティが低いこと

 ここでいうクオリティとは、他の動画での意味と同じですが、それに加えて元の動画と比較してどの程度同じかということです。転載された動画は元の動画そのままを投稿するとYoutube側に見つかり消されてしまうので、だいたいの動画は何らかの削除対策を行っています。例えば、
  • 意図的に画面ブレを追加する。
  • 音声のピッチを変える。
  • 時々無音にする
  • 他の音声と混ぜる。
  • 画面枠を追加する。
などがあります。こういった削除対策をしたものは当然、元動画と全く同じとは言えず、これをクオリティが低いとします。こういったクオリティの低い動画を報告します。
 通常の動画視聴で評価をつけるのと同じような感覚で無断転載動画には低評価の代わりにYoutubeへの報告をします。
無断転載動画の通報

 では、クオリティの高い動画(削除対策を行わない無断転載動画)は放置でいいのかというとそうではありません。無断転載動画である以上、どれも通報すべきであるというのは変わりません。
 ですが、削除対策を行わない動画はYoutube側が見つけやすい傾向にあると思います。そういった動画をさらに見つけやすくするには、動画の数を減らすことです。
つまり、この基準を設ける目的はYoutube側が見つけづらい動画を知らせることと無断転載動画をより効率的に見つけられるようにすることにあります。


3.報告する動画のジャンルを決める

これは完全に自分の好みです。収益化していたらアウト、全編丸上げしていたらアウト、MADやAMVならアウト、などです。
 ただ、誤報告を防ぐため自分のよく知っている作品に限定するという意味でもあります。

 以上の基準に照らして無断転載動画をYoutubeに報告しています。ですが、Youtube側が見つける無断転載動画の多くはテレビで放映された番組で、個人で制作した映像作品などは権利者に報告しなければほぼ効果がありません。しかも、上記3つの基準では当然報告されない動画が出てきます。

 これらの基準は、あくまでYoutubeに報告する作業を負担に思わず継続しやすいようにするためのものです。個人で実施すればザルも同然ですが、この方法を多くの人と共有してそれぞれの基準で実施することができればかなり広い範囲をカバーできるのではと思います。

(追記)
 動画を通報する場合、その動画ページに移動して動画下の三点リーダーから通報理由を書いて報告しなければなりませんが、無断転載の場合はYoutubeトップページや関連動画のタイトル横、縦三点リーダーから「スパムまたは誤解を招く動画」として報告しても有効なようです。
アニメは比較的早く削除されるようですが、マンガの無断転載は時間がかかるようです。

動画報告の参考

【無断転載】youtube著作権侵害動画の削除申請手順【海外違法アップロード対策・他】 - NAVER まとめ ※リンク切れ