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2019年11月23日土曜日

【スマホアプリ】歩数計アプリの歩数のばらつきを検証してみた

 歩数計アプリをインストールしてみたのですが、果たしてちゃんと歩数を計測してくれるのか?とふと思ったり、レビューの中に歩数が少なくカウントされる、と書かれていたりしたので正確か否かはともかくアプリごとに計測にばらつきがあるのかを検証してみました。


目次
  1. 検証した歩数計アプリ
  2. 検証
  3. 考察
  4. [リンク]どうやってアプリは歩数をカウントしているのか?

検証した歩数計アプリ

検証したアプリは以下の4つ。

1. Google Fit

 Googleの健康管理アプリ。歩数計機能付き。
消費カロリーの他に運動量をポイントとして表示してくれるので健康維持のための目標がわかりやすくなっています。
Googleアカウントを持っていればログインしてすぐに利用できます。

Google Fit – トラッカー
Google Fit – トラッカー
開発元:Google LLC
無料
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2. RenoBody

 この中ではシンプルな方の歩数計アプリ。
ウォーキングでダイエットや健康管理をしたい人向けのアプリだと思います。目標を設定することで、1日あたりの歩数ノルマを提示してくれます。
一定歩数でギフト券プレゼントに応募できるキャンペーンを行ったりしている様子。
Googleアカウントの他、Facebook、Twitter、auID、メールアドレスを登録することで利用できます。
自分が利用していたときはAmazonギフト券が当たるキャンペーンが開催してました。

RenoBody~歩くだけでポイントがもらえる歩数計アプリ~
RenoBody~歩くだけでポイントがもらえる歩数計アプリ~
開発元:Neos Corporation
無料
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3. CARADA

 医療機関から紹介されることがあるらしい健康管理アプリ。
私は紹介されたことがないのでわからないですが、健康診断の結果や処方箋を記録できるようでより医療機関と密に連携するためのアプリという感じ。
歩数計としてはいちいち端末と連携しないと歩数が表示されないので面倒くさい。
医療機関からの紹介で登録するか、メールアドレスの登録で利用できます。

CARADA
CARADA
開発元:MTI Ltd.
無料
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4. FiNC

 日本テレビのカラダWEEKで利用された健康管理アプリ。
利用を始めると自動的にグループに参加して他の人の現在の歩数が見れたりします。競争意識?連帯感?とかで運動意識を高めるのが狙いなのかも。
ログインや歩数などによってポイントが貰え、健康グッズなどの購入に利用できます。
通知欄にアイコンが常駐して常に歩数をチェックできるのは便利だと思います。
メールアドレスの登録で利用できます。
FiNCとCARADAの常駐アイコン
FiNC(左)とCARADA(右)の常駐アイコン

歩数計アプリの常駐アイコンの通知内容
FiNCは歩数を表示してくれるが、CARADAはただ常駐してるだけ

FiNC ダイエットのための体重管理やカロリー計算アプリ
FiNC ダイエットのための体重管理やカロリー計算アプリ
開発元:FINC TECHNOLOGIES INC.
無料
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これらのアプリをスマホ(AQUOS Xx3)一台にインストールして、一応事前に決めたコース(Googleマップによると道のり2.6km)を歩いて計測された歩数を比較しました。
試行回数は少ないと思いますが3回です。

検証

1回目

出かける前に少しスマホを持って歩いていたので一応スタート前の歩数スクショ一覧。
Google Fit(見づらいですが左下が歩数)

RenoBody

CARADA(1週間の履歴は恥ずかしいので隠します)

FiNC
この時点でばらつきがあります。
そして帰ってきたときのスクショ。
Google Fit

RenoBody

CARADA

FiNC
以上のようになりました。
なので、検証コースで歩いた歩数は

Google Fit:

3613 - 21 = 3592(歩)

RenoBody:

3608 - 16 = 3592(歩)

CARADA:

3613 - 21 = 3592(歩)

FiNC:

3606 - 14 = 3592(歩)
なんと!全部同じ歩数になりました。1回目の検証ではアプリによって歩数がばらつくことはありませんでした。

2回目以降はスクショを貼ると煩雑になるので、検証前、検証後、差分の歩数を上の計算式の形式で記述するだけにとどめます。


2回目

Google Fit:

3970 - 41 = 3929(歩)

RenoBody:

3958 - 29 = 3929(歩)

CARADA:

3958 - 29 = 3929(歩)

FiNC:

3970 - 41 = 3929(歩)
またしても同じ歩数となりました。検証前の歩数だけにばらつきがあるようです。

3回目

Google Fit:

3930 - 29 = 3901(歩)

RenoBody:

3922 - 21 = 3901(歩)

CARADA:

3930 - 29 = 3901(歩)

FiNC:

3930 - 29 = 3901(歩)
3回目でも結果はどれも同じ歩数になりました。やはり検証前の歩数だけばらつきがあるようです。

ちなみに、検証3回目のときスマホにプリインストールされていた「からだメイト」というアプリの存在を思い出し、そちらでも歩数を計ってみました。

からだメイト
からだメイト
開発元:SHARP CORPORATION
無料
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からだメイトのスクショ
結果はやっぱり同じ”3901歩”!(検証開始直前に再インストールしました)
どのアプリでも同じ歩数が出るようです。

3回目の検証後さらに歩いてみましたが・・・
Google Fit

RenoBody

CARADA

FiNC

からだメイト

Google Fit:

6704 - 29 = 6675(歩)

RenoBody:

6696 - 21 = 6675(歩)

CARADA:

6704 - 29 = 6675(歩)

FiNC:

6704 - 29 = 6675(歩)

からだメイト:

6675(歩)

結果は全てのアプリで同じ歩数になりました。

考察

 検証の結果、検証コースを歩いた歩数は同じになりました。
しかし、検証前の少ない歩数はばらつきがありました。この検証前の歩数は家の中を歩いて計測されたものなのですが、短い距離、もしくは短時間歩いたときにばらつきが生じるのではないかと推測します。
検証コースを歩いていたときは短い距離や短時間歩いて立ち止まるようなことはなかったのでばらつきが出なかったのだと考えられます。

アプリをインストールした機種が関係する可能性も捨てきれませんが、もし歩数が少なくカウントされる、逆に多くカウントされる場合は短い距離か短時間に歩いては止まるを繰り返しているからなのかもしれません。

最後に今回の検証は歩数カウントのばらつきの検証であり、歩数計アプリのカウントの正確さを保証するものではないことに注意してください。

[リンク]どうやってアプリは歩数のカウントしているのか?

Androidスマホにおける「歩数カウント」精度向上への歩み | OPTPiX Labs Blog

検証のスクショ集

歩数計アプリ検証のスクショ一覧