今回の記事は、勘違いしてしまいそうな内容の広告ではなく、体験プレイができるように見せかけた思わずタップしてしまう広告を紹介してみようと思います。
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1. aquapark.io
最初はこれ。ウォータースライダーを滑ってほかプレイヤーと順位を競うレースゲーです。動画広告のあとにこの画面が出るのですが、見た目はいかにも体験できそうな感じ。
でも実際は画面に触れるとストアページに移動します。
最初に動画広告があるため判別は付きやすい方ですが、チュートリアルっぽいとプレイできそうに思ってしまいます。
2. Numpuz – 面白い脳トレ&数字パズルゲーム
上の画像を見るとスライドパズルのチュートリアルのようにも見えるのですが広告です。「ドラッグして動かして」と書かれているのでその通りにするとストアページに飛ばされます。このアプリにはもう一種類広告がありまして、
見た目は似ていますが、こちらは実際にスライドパズルが広告上でできます・・・が、スライドパズルが解ける最後の一手の操作をした瞬間ストアページに飛ばされます。
ゲームの体験ができる広告だと油断させてストアページに誘導するタイプは、自分から触りに行ったとはいえストアページまで案内してくれる親切は個人的にはいらないです。
ちなみに広告でもストアページでもスライドパズルを特に取り上げているようですが、このアプリはいろんなミニゲームをプレイできるミニゲーム集アプリのようです。
スライスパズルは「Slices」、へびへび行けは「Snake vs Block」とまんま同じゲームです。他にも別アプリで見たことがあるゲームがあります。
3. Pocket World 3D
世界の建築物をプラモデルのように組み立てていくゲームの広告です。上の画像のように最初はチュートリアルがあり、実際に体験プレイすることができるのですが・・・
パーツを取り付けていって最後に塔を完成させるこの段階まで進むと、画面に触れた瞬間ストアページに飛びます。
Numpuzの広告にも言えますが、完成させずにストアページに誘導するのはアプリの体験ができて、さらにフラストレーションを与えてもっとプレイしたくなる心理的作用があるのでいい方法ではあると思います。勝手にストアページに飛ぶのはイヤですが。
ちなみにこのアプリで完成した建造物はARモードで実写風景と合成したスクショが撮れます。
ちなみにこのアプリで完成した建造物はARモードで実写風景と合成したスクショが撮れます。
4. Tlies Hop: EDM Rush!
操作の仕方を教えてくれますが、体験プレイはできません。こういう画面だと体験できるのかな?と思ってしまいますが、ストアページに飛ばされます。
ただこの広告には他にも問題があり、この画面の前に動画広告があるのですが、あいみょんの「マリーゴールド」とかOfficial髭男dismの「Pretender」(だったと思います)でのゲームプレイが使用されているのですが、このアプリをインストールした時点ではその2曲は収録されていません。
自分で好きな曲のMP3ファイルをインポートしてプレイできるという趣旨の広告だったようです。
収録されている曲は海外の曲ばかりで、EDM(エレクトリックダンスミュージック)は著作権フリーの曲かそれの2次創作、他のジャンルに至っては著作権関連をクリアしているのか自分にはわかりませんでした(Let it Goとか)。クレジットを見てもアプリ制作者の名前だけのよう。
曲のインポートですが、試しにやってみましたがいくら待ってもインポートが完了しませんでした・・・
レビューを見る限りできている人はいるようですが・・・残念
体験プレイができる広告というのはいくつもありますが、今回は体験プレイができると思わせてストアページに飛ばすもの、体験プレイができるけど途中からストアページに飛ばすもの、の自発的なタップの前に誘導するおせっかいな広告を紹介してみました。
体験ができるのは興味を惹かれて良いのですが、やっぱり広告なので触れないでおくのが正解ですね。
おまけ
今回は少し違う趣旨の広告を集めましたが、おまけではいつもの趣旨の広告を紹介します。
ホームスケイプの広告ですが、こんな2択クイズのようなゲームではありません。マッチ3パズルを解いて屋敷の改装をするゲームです。いつもの広告です。
こちらはガーデンスケイプの広告。もはや庭の要素すらありません。こんなパズルゲーなんかありません。しかもこの広告の元ネタって多分・・・
これですかね?「Hero Wars」の広告とそっくりです。
Hero Warsの広告に写っているのはミニゲームでメインのゲームは別物のようですね。
Hero Warsの広告に写っているのはミニゲームでメインのゲームは別物のようですね。