スマホゲーム「
勇者「剣投げるしかねーか」」がどんなゲームなのかの解説をしようと思います。
このゲームは、迫りくる魔物の群れを剣を大量に投げて倒すブロック崩しゲームです。
左右にスワイプすることで剣を投げる角度を調整できます。剣は壁や魔物に何回かぶつかるまで反射し続けるので、ガイドを参考にしてなるべく多く反射させて魔物たちに大ダメージを与えましょう。
投げをキャンセルしたいときは画面下にスワイプするとキャンセル表示が出ます。そこで指を離せばキャンセルできます。
勇者の攻撃が終わると魔物が1マス下がって新しい魔物が追加されます。魔物が勇者のところまで到達するとゲームオーバーです。
画面上のボスまでのカウントが0になるとステージボスが出現します。ボスを倒せばステージクリアです。
ステージ上のアイコン
ステージ上には魔物以外にアイテムも出現します。剣をぶつければ取得できます。
ハテナマークのついた剣は勇者が投げる剣の数を増やします。
青い丸はMPで後述する召喚のためのアイテムです。
「HELP」の吹き出しが出ている棺桶は壊すと
仲間が復活します。仲間は勇者と一緒に武器を投げて戦ってくれます。戦士や魔法使い、僧侶などRPGならではの職業の仲間がランダムで加入しますが、特に性能差はないようです。
青い石が入った袋はゲーム内通貨の1つの
ダイヤです。ガチャを引くのに使用します。
ダイヤは課金、デイリーミッション、広告視聴などでも入手できます。
「G」の字が入った袋は
ゴールドです。後述する強化に使用します。
宝箱は壊すとステージ上に剣、MP、ゴールド、仲間のいずれかが出現します。
アイテムを積極的に取得して勇者を強くしましょう。
強化
強化には「
特技」と「
召喚」の2種類があります。
「特技」では剣の購入や反射回数、攻撃力、MP上限などの強化ができます。基本的にゴールドを消費して強化しますが、攻撃力強化は1度の強化にゴールドと剣20本が必要なので注意です。剣がないと強化ができず、強化しすぎると剣が減りすぎて魔物に与えるダメージが少なくなってしまいます。剣の本数に気を配りながら強化していきましょう。
「召喚」では、様々な効果を持つ召喚獣の購入や強化ができます。召喚は勇者の攻撃前にMPを消費して行うことができます。
個人的に一番役立つと思うのはカーバンクルです。宝箱を出現させるので、剣や仲間を増やしたり、ゴールドを入手して今後の強化に役立ちます。MP消費が2なので余裕があるときに召喚しやすいです。
ユニコーンはクリティカル率アップできますが効果が乗る剣の本数に制限があり、フェニックスは画面上の魔物全てにダメージを与えられますがダメージ量が少なく、かなり強化しないと心もとないです。
ゴーレムは勇者の前に剣を反射する壁を作りダメージを稼げますが、反射回数に制限があります。ゲームの性質上、勇者は何十本も剣を投げるのですぐに壁が壊れてしまってあまりコスパが良いとは言えないと思います。
ガチャ
ゲームや課金で入手したダイヤはガチャに使用することができます。
提供割合は画像の通り。レアリティは普通と珍しいの2種類。10連ガチャで1枠高レアリティ確定のようなものはないので、1回引けるようになったらすぐに引いても問題ないです。
ガチャで入手したアイテムは「道具」で見ることができます。クリティカル率やゴールド取得量など強化内容を底上げできるものや仲間の種類を増やすものなど様々です。ガチャアイテムがカブっても効果が累積するので図鑑埋めは気長に。
感想
このゲームをプレイしての感想ですが、ブロック崩し自体は面白いのですが、インフレとそれによる周回のダルさが欠点のゲームかと思います。
良い点のブロック崩しについては、このジャンルが好きな人には楽しめる作りであると思います。剣が反射しながら飛んでいくのを眺めるのは面白いですし、どうすれば効率よく魔物を倒せるかを考えながら進めるのが好きな人には受け入れやすいのではないでしょうか。
それ以外にも仲間の魔法使いや狩人が、遠距離攻撃の手段があるにも関わらず杖や矢を投げて攻撃したり、魔王とのやり取りなどネタが散りばめられていて面白いです。
悪い点のインフレ具合としては、ステージ3から魔物の数がグッと増えるため押し切られやすくなり、この辺りからクリア済みステージで強化のために周回する必要が出るかと思います。ステージ5では障害物が増えてうまく狙えない局面が多くなり、魔物の数の多さやHPの増加もあいまってまともに魔物にダメージを与えられず敗北するときがあります。そのため、さらなる周回に加え慎重な角度調整や障害物の配置運が関わってきます。
ボス出現までのカウントはステージが進むほど長くなります。それはクリア済みステージでも例外ではなく、道中スキップができません。また、クリアか敗北以外でステージ離脱ができないためボス討伐までそのステージに拘束されます。このため非常に周回が面倒です。
剣やダイヤ集めのためにはこのくらいの長さが必要であるとも思いますが、大ダメージを出すために剣を多めに所持しているとすべての剣が戻ってくるまでに時間がかかるため、これも周回をダルくする要因になっています。
一応飛んでいる武器を破壊してそのターンを強制終了することができますが、敗北のためか出現中の敵を全滅したときの時短以外にメリットはありません。
それと仲間や剣に色々なバリエーションがあるのは良いポイントだと思いますが、性能差がないのが寂しいところ。自由に編成ができないので性能差があっても意味がなかったのかなとは思いますが。
最後にプレイするときの注意点ですが、白い点線のガイドは剣の当たり判定を反映していません。剣の当たり判定は大きいので隙間を狙うときは障害物や魔物と点線を近づけすぎないようにして下さい。
(2021/5月 一部修正)
勇者「剣投げるしかねーか」
開発元:Cybergate technology Ltd.
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